ヨツバさがし

~Looking for a Clover~

0621:後悔にまけるな!

あなたはAとBのどちらか選べと言われて、選択に迷ったことはありませんか?そして、片方を選択した後で、「やっぱりあっちを選べば良かったかな…」と悩み悔やんだことはありませんか?今日はそんな迷いと後悔についてお話しします。

 

06月21日 水曜日
こんにちは、クローバーです。🍀

  1. 人は必ず後悔する。
  2. 後悔するということは…
  3. 悩む選択肢に失敗はない。
  4. まとめ

1.人は必ず後悔する。
【想像してください】
あなたが道を歩いていると100円玉を拾いました。ラッキーと思い、近くの自動販売機でその100円玉を使おうとしました。
しかし、自動販売機の前でうっかり100円玉を落としてしまい、100円玉は側溝の隙間に入り取れなくなってしまいました。

さて、ここであなたに問います。あなたはこの状況を想像して、自分は得をしたと思いますか?または損をしたと思いますか?感情的に考えてみてください。現実的には損も得もしてません。(一応書いておきますが、お金を拾ったら金額に関わらず交番に届けてください。)

実は上の例題を読み、多くの方は「損をした」と思うはずなのです。
経済学の用語でプロスペクト理論というものがあります。人間は選択を迫られた時、それが同条件の場合、利益より損失の方が印象に残るという理論です。
上の例題では「100円を得た(拾った)」事象と、「100円を失った(落とした)」事象と、どちらもあなたが遭遇した事実であるが「100円を失った」方が印象に残るはずです。

この理論を応用すると同条件の中から選択を迫られた時、人は選択した利益より、選択しなかった損失の方が印象に残ると考えられます。


例としては以下のものが挙げられます。
ショートケーキか、チョコケーキか。(味の好みは考慮しない)
高校卒業後、進学するか、就職するか。
将来、結婚するか、独身でいるか。
…等々、同条件の選択肢で悩んだ末、人はどちらを選んでも後悔するようにできています。

ショートケーキを食べられた満足感より、チョコケーキも食べたかったという喪失感。就職したという現実より、大学生活に対する願望。結婚したことで得られた家庭より、独身生活と共に失った独特の自由感…等々…

 

2.後悔と向き合う
ここまでの文章を読むと、人はどうしても後悔に苦しむ運命なのかとネガティブな内容に受けとめられるかもしれません。しかし、そうではありません。
プロスペクト理論には続きがあります。選択で生まれた後悔が続くのは最初のうちだけです。


ショートケーキを食べた後に半日経っても翌日になってもあの時のチョコケーキが忘れられない…また、就職して10年経って「やっぱりあの時進学していれば」と悩む…さらには、結婚して子供が生まれているのに、やっぱり自由が欲しいと独身を求め離婚…こういったケースは稀であるのです。(ありえないとは言い切れませんが…)

いずれの後悔もしばらくすれば消えます。
また、この時、後悔の念に敗けて選択肢を取り消し、別の選択肢を選びなおしたとしても同じことの繰り返しです。選択を変えなければよかったとまた後悔するだけです。

重要なのは、後悔するという事をネガティブに捉えず、自分にとってこの選択はそれほど大きな決断であったと受け入れること。そして、自分の選んだ選択を信じることです。

3.悩む選択肢に失敗はない
もう少し補足しておくと、そもそも選択で悩むという事はそれぞれの選択肢が自分の価値観では同条件だという事なのです。迷うという事はどちらも同等の価値があるのです。
僕の場合、チョコが食べられないので、ケーキの例では迷う事もなくショートケーキを選びます。

 

何かを選ぶという場面で迷っている場合、どの選択肢を選んでも後悔はしますが、それが選ばなかった方と比べて明らかに価値が劣っているという事はないのです。

人は必ず自分の選択が正しかったか悩みます。これはあなただけではありません。誰しも必ずです。
あなたが選ばなかった損失より、選んだ利益に気づいてあげましょう。そうすれば、あなたの選択は間違いではなくなるはずです。

 

4.まとめ

  • 人は同程度の利益と損失を比較した時、損失の方が印象に残りやすい。
  • つまり、同条件の選択肢から取捨選択をした場合、選択しなかった方を損失として強く意識し後悔してしまう傾向がある。
  • その後悔はその場限りです。
  • 選んだ方と選ばなかった方と同程度の価値があるから、人は悩み後悔する。選択肢の価値が同列でなければ悩みも後悔もしない。
  • 後悔が苦しい時は、その決断は自分にとって大きなものだったのだと受け入れる事で、自分が選んだ方を認めてあげることが大切です。

今回は取捨選択と後悔について、利益と損失という経済学的な論点から、僕の考えをまとめてみました。最後は自分の選択を認めるという抽象的な結論になってしまいましたが、人は必ず選択を迫られた時後悔しますが、その後悔に苦しまないでくださいというメッセージが伝われば嬉しいです。


では。【0629.1350.】

この記事は約2088文字です。